2次元なアナタへ

http://siosa.zero-yen.com/100/100question.html


質問自体は非常にくだらないんだけど

「27.再開希望なアニメを教えてください。」 

という質問が

「27.再就職希望なアニメ会社を教えてください。」 

と見えて一瞬ヒヤリとした。 ところでまたクイズやりたい人っていますか?

のぞまれるところとかたち

エウレカの新OP。自分を含めておそらくここを見ている人は、比較的うつのみやさん肯定派が多いのではないかと思っていますが、世の中否定派の方が多いのも事実でしょう。今回もまたどこかで肯定派と否定派とでやり合うことになるのかもしれません。


プロクリエイターの個性は、望まれるところで望まれるかたちで発揮されるのが作り手と受け手にとって一番幸福なことではないかと思います。しかしアニメという集団作業的な作品製作において、個性の強い人であればある程その起用は限られて来てしまうのが現状です。 うつのみやさんの名前が多くの人に知れ渡る事と同時に世間の風当たりも強くなってしまったアクエリオンの時は、その主題である多様性の中の一つとして納得することができましたが、今回は全くその意図が見えてきません。今回はボンズというハイクオリティな作画を売りにするスタジオで、作画の上手い人に対するある種の信仰がある部分の視聴者を置き去りにする結果に繋がったのではないかとも考えてしまいます。これはクリエイターの問題というよりプロデューシングの問題でしょう。


最近のアニメの風潮の中でうつのみやさんの個性が生かせる場所は限られてきてしまっていますが、もっと多くの人ともっと幸せな出会いが出来る作品が世に出てくれるとファンとして嬉しいですね。


追記:その点沼田さんは最近幸せな出会いが多いですね。一方志田さんは・・・。

ローゼンメイデントロイED
ハガレンエウレカとEDアニメーターとしてブレイクした鈴木典光さんの作品。独特の線によるかわいらしい絵と高度な作画、卓越した色彩感覚と曲とのシンクロ性とEDアニメーターとしては完璧に近い人でしょう。今作で注目すべきは爆風のようなものが吹き付けて地面がめくり上がり水晶が地面から盛り上がってくる。砕けた地面が空中でさらに砕けながら庵野爆発のように吹き戻り、一気に薔薇の花びらに変わる。吹きすさぶ薔薇の花びらは別レイヤーで次のカットへ繋がっていく。作画的にも演出的にも非常に面白いカットだと思います。鈴木さん、こういうことも出来たんですね。


エウレカ26話
開始直後のジュースをたらすところから明らかに作画の質が違う、全編ものすごい気合の入った作画でしたね。気になったのはやはりリフシーン。かなり浮遊感を感じさせるエウレカのリフ。エウレカニルヴァーシュ乗ってから上空に上っていくところでフラフラッとするところ。これってスピードが乗ったボードを無理矢理バランス取ってるんですよね。あの大きさでこの動きかけるってスゴイ技術ですよ。エウレカのリフっておそらく吉田さんの作画じゃないでしょうか。ジブリ時代に浮遊感日本一のあの人の元で鍛えられたことを考えれば、この作画も納得できます。あと今回桑名さんが作画監督補佐で入ってましたね。リアル系の絵で特に手が特徴的なので注目してみましたが、今回はわかんないです。