蚊メーションが見られる!!

takeshito2004-11-07

NEW EIGA WORKSHOP 2004
http://www.tamaeiga.org/festival/workshop/6th/ws06.html

11月10日、早稲田大学文学部36号館映像演劇実習室で勇崎哲史さんの『Weasels Ripped My Flesh No4』が上映される模様。大学の先輩で映像作家の山崎幹夫さんが授業で使うのだそうです。
以前、勇崎さん自身による上映会が札幌であったので自分も参加したことがあります。事前に勇崎さんに16mmフィルムそのものでの上映をお願いしたら、快く引き受けて下さった。映像そのものは、あらかじめ色を付けた16mmフィルム1コマ1コマに蚊をはりつけていった物で、かなりの意欲作。チカチカ光る上に微妙に蚊が動いているように見えて強烈に脳に残る映像です。
上映会後の飲み会で16mm生フィルムを見せてもらった。まるで琥珀の中に閉じ込められているように、フィルムの中で蚊の時間は止まっていた。勇崎哲史さんの先生で、シネカリグラフで著名な中島興さんの作品はよく覚えていたが、フィルムに生物を貼り付けてアニメにするという発想は、自分の中でのアニメーションの常識をはるかに超えていた。多分あのときの経験はこれからも忘れることができないだろう。また機会があれば是非見たいです。
勇崎哲史さんの蚊メーションは「12人の作家によるアニメーションフィルムの作り方」中の中島興さんのページで紹介されています。興味ある人は見てみてください。
追記:屋台劇場まるバ会館のHPで蚊フィルムと過去の上映会プログラムが見られます。
http://www006.upp.so-net.ne.jp/maruba/kako/2003/20034.html