今月のアニメージュ「ギサブローのアニメでお茶を」

今月号のアニメージュ、杉井キザブロー氏のコーナーでAir京都アニメーションについての話が載っていて、それが短いながらも非常に面白い。Airではキャラクターの特徴づけを、動きによって表現していること。例えば、走りの中割り枚数を増やしたり削ったりすることで、キャラ独自の芝居をさせていることなど、言われてみて納得。京アニの原画、動画、背景、仕上げとすべてを自社スタジオで行う制作体制について、デジタルツールによる省力化により、スタッフ間のコミュニケーションの質が作品の質につながることなど、目からウロコでした。いいこと言うなぁ。
京アニの社長さんが独自の考えでアニメ作品の質の向上を見据え、スタッフ育成と、スタジオ作りをしている感じが作品やその他のメディアを伝わってきます。今まで丁寧な下請けで色々なアニメを支えてきた京都アニメーション。それが自社の独自作品に乗り出した今、ファンとして応援していきたいと思います。
京都アニメーションホームページ
追記:そういえば京アニに仕事たのもうとしても、忙しすぎて断られることがおおかったらしい。京アニの予定にあわせてアニメの制作組んだりとなかなか興味深い。