アニメ雑誌主要3誌の2004年雑誌発行部数(8光年の彼方さんより)

http://www.j-magazine.or.jp/FIPP/FIPPJ/F/busuuA.htm#A6

ニュータイプ  182,500
・アニメディア  150,275 
・アニメージュ   91,900

自分としてはこれはかなり意外な結果。アニメージュ、他に比べてこんなに少なかったのか!アニメージュも80年代に比べて読み応えがなくなって来ていると思ったけど、それでも他誌に比べれば読み見ごたえはあるのにな。モノクロページでアニメ様の「この人に聞きたい!」やキザブローの「アニメでお茶を」あたりの記事はは毎度面白い。


あと昔のアニメージュの傾向として、カレル・ゼマンユーリ・ノルシュテインなどのアートアニメ分野の扱いがあったけど、そこら辺は近年、季刊エスコミッカーズにシフトしてきてる気がする。(コミックボックスが弱くなったのは痛い)プロデューサー他制作サイドへのインタビューなんかも、日経キャラクターズでやってたり。


アニメ雑誌ニュータイプ出てきたあたりからビジュアル化が進んで、「読む」というよりは「見る」ものになってきている印象がある。そうなると後々の資料的価値があまり無くなってしまうんだよな。カラーページが増えて見た目にはよくなったかもしれないけど、その分広告が増えて読みづらくなってしまった感も否めない。


「アニメは見せるもの」という時代から「アニメは売るもの」という時代にシフトしてきている今にあって、客の興味とニーズが雑誌に反映された結果がコレ。アニメ文化が変な形で大衆化一般化したことも影響してると思われるが、自分みたいな人間が読みたい(得たい)情報を雑誌から入手することが、これから益々厳しくなりそうな予感。