遺伝子組み替えなど

自分のの周りは基本的には推進派なんだけど、その中でも穏健派と革新派の偉い人が対立していたりする。


先日、北農試で働いてるドクターの先輩が教養で遺伝子組み替えについての授業をするとかで、久しぶりに顔をあわせて色々と話を聞いた。その授業は討論形式で、推進派と反対派それぞれが発表を行った後、生徒も合わせた討論を行うというもの。その人はバイオ技術者として推進派で参加、反対派は経済のドクターが参加するらしい。


経済学的観点から組換えを考えるというのは確かに興味深い話なんだけど、個人的にはモンサント裁判という大きな問題を抱えている法学的観点からの意見に興味があったり。それがどんなに有用な技術で、現在の食糧事情を改善できるものだとしても、あれを乗り越えないと、農家は(正確には農業組合単位で)実際に栽培なんかできないものな。


・日本モンサント株式会社
http://www.monsanto.co.jp/


・日本有機農業研究会 『土と健康』 04年8・9月合併号
「シュマイザー裁判 ついに最高裁判決『特許権侵害』を僅差で認める」
http://www.joaa.net/gmo/gmo-kizi/gmo-0408-01.html


・裁判に踊るモンサント
http://www2.odn.ne.jp/~cdu37690/saibanniodorumonsanto.htm


・安田節子の遺伝子組み換え食品コラム
http://www.yasudasetsuko.com/gmo/column.htm