NARUTO 133話「涙の咆哮!オマエはオレの友達だ」

原画:松本憲生 松竹徳幸 井上敦子 鈴木博文 若林厚史

すでに各所で話題になっていたNARUTO、若林さんの回3回目。松本さんがBECKから戻られてから最初の回。久々にアクションアニメーション堪能させてもらいました。これから何度もコマ送りして見るよ!


アクションシーンは動きの流れとフォルム、パースのつけ方に各アニメーターの個性が出てる。序盤からかなり松本さんのボリュームが多かった。アクションでもかっちりした絵でパースがつくのが鈴木さんだろうか。中盤以降、ロングで時々入るサスケの走りはおそらく若林さんの作画。背動っぽいところ。このメンバーだと井上さんと、松竹さんは若干判別しづらい。井上さんは静止画、松竹さんは体重移動でそれなりに区別はつくけど確信が持てない。


アクション以外で個人的に良かったのは、やはり71話に続いて松本さんの風圧頬肉揺らし(変な技みたいだ)。若林さん、わかってるなぁ。紅の豚の大平さんの頬肉(豚肉)揺らしとはまた違った味わいですばらしい。


若林さんはキャラだけでなく、水や煙、土や岩とものを含めた動きのダイナミズムと追求してるとしか思えない。新房さん譲りのカメラワークでともかく線ですべてものが動く。CGではない、線で動かすアニメーションの魅力がそこにある。


私信:エルフ狩OPの松本さんカットは全員で手前に走ってくるとこで間違い無いと思います。