新ルパン三世 101話「ベルサイユは愛に燃えた」

脚本:大久保昌一良
絵コンテ・演出:御厨恭輔
原画:高畑順三郎、児玉幸子、荒井政良志、江村豊秋、鈴木寿美

ルパン版ベルバラ、次元曰く「ベルサイユの薔薇族」。アバンタイトル部がかなりシャープな絵。動きも特徴あるんだけど、語彙が足りなくてなんと表現していいのか分からない。
パラシュートで降下するところや、父っつぁんにケリを喰らわすところ(というか喰らった父っつぁん)のパースとポーズのつけ方はセンスあるし、円窓からロープで降りるとき、縄を降ろす、体を乗り出すといった動作がワンアクションで潔よく描かれていて気持ち良い。ルパンと守衛の走りもかなり特徴的。ここが高畑作画なんだろうか。オスカルとルパンのチャンバラもフォルム的な作画で見所あったけど、個人的には途中で守衛と走ってくる父っつあんの斜め走りの方が気になった(笑)
以前に高畑回はモブが良いと書いたけど、今回もモブは良かった。でも、こんなにスタイリッシュではなかったような。高畑回に関して何かカンチガイしてたところがあるのかもしれないな。