信者はお布施

ガンダム映画。やっぱり特別面白いってものでもないな。


旧カットのおそらく1話で基地にマークⅡがつっこんで逃げ惑う人々のところ、軽く稲野ポーズ(指差し)してる連邦兵がいて軽く笑ってしまった。まぁ別人だろうけど。新カットではアムロが飛行機で脱出するところは体重が乗ってる感じで良かった。新カットはは全体的にかなりしっかりした絵なんだけど、若干表情が固い感じ。崩しながらでも色を出そうとしてる旧カットの方がよいところもあったり。ついでにエマって実はエロかったことが今になってわかった。特に新カットの量感。あれはやばいよ。 新カットのメカ作画はかなり現代的。線も多く巨大感のあるパースをつけた構図が特徴。エフェクトもSEEDのエフェクトにかなり近い。


映像全体に関して。やっぱりTV用の16ミリを引き伸ばして、あの大きさで上映するとやっぱりフィルム粒子が目立ってしまう。新カットはその粒子感や色合い、エフェクトをデジタルの上に乗せてたみたいだけど、スキャンの精度が上がってることと、デジタル着色の色合いでどうしても違和感は出るし。ハイライト含む絵柄自体やレイアウトも昔と今とで違うのでこれはもう仕方無い。


一部の声優交代は違和感はあるけどそれはそれで悪くなかった(シロッコ除く)。


ところで、最近自分は映画館で、どの客がどの映画を見るのかを当てるのが映画館での楽しみの一つになってます。やはりガンダムは非常にわかりやすかった。19時の回見た限りだと、物理の勉強とかできそうな感じの集団を見つけたらまず間違い無かった。劇場内でノーパソ打ってる人まで…。極端なものは置いておいても、普段劇場に来てない人(子供除く)は、どことなく所在無さそうな感じが出ててなんとなくわかる。新海物語のときのキノほどではないけど(笑)