新ルパン三世 121話「オレの爺さんが残した宝物」

絵コンテ:石原泰三 
作画監督北原健雄、児玉兼嗣 
原画:高畑順三郎、児玉幸子、荒井政良志、江村豊秋、鈴木寿美 
演出:三家本泰美 

最近注目の高畑チームの回なんだけど、今までと何かが違う。
アバンタイトル部で前転をするルパンや、銭形に追われてドアからあわてて飛び出してくるルパンが良い動き。コメディタッチな銭形の芝居も。でも、今までの高畑回の動きと若干違うイメージ。ちょっとモッサリしてるというか。芝居が入っても、もう少しキレのあるタイミングだったような…。レイアウトは相変わらず。中盤以降は高畑回らしい動きも入ってくる。ビーナス像を取りに部屋から出て不二子と話しながら奥へと歩いていくルパンや、催眠術に気がついてからの一連のカットなど。端々に高畑テイストを感じるものの今回はかなり食い足りない。前回が面白すぎたというのもあるのだけど、演出の問題もありそう。石原コンテ、三家本演出は変わらないんだけど…何故だ!次回に期待!