新ルパン三世128話「地獄へルパンを道づれ」

脚本:杉村のぼる
絵コンテ:宮本一夫
作画監督:児玉兼嗣
原画:高畑順三郎、児玉幸子、荒井政良志、江村豊秋、鈴木寿美
演出:御厨恭輔

端々に細かい芝居の入ったまぎれもない高畑回。高畑回はアバンタイトル部で気合入るのが多かったが、今回は普通だった。恒例のモブシーンは今回は無かったが、パース作画はモグラ叩き他で入った。
コンテナで目を覚ました次元に殴られそうになるルパンが前転でパンチをかわす時、一瞬だけマジな顔が入るあたり細かいなぁ。迷宮内で高畑さんと思われる細かく芝居の入ったシャープ歩きと走りに加え、誰か判別はできてないがたっぷりと芝居の入った歩きと走りが楽しめた。高畑回の醍醐味の一つとなっている、この二種類の作画。高畑さんとあと誰なのかすごく気になる。


高畑さんの原画はルパンの立ち方、肩と腰の入れ方の特徴有。顔や手足が細いのも特徴。特にふくらはぎを見ればわかる。どちらかというとロングショットを担当することが多い。毎度サブキャラが寄り目でAプロっぽいのに加えて、表情を崩したときの口元が特にAプロっぽい味。これも高畑さんとは別の誰かによるものではないかと思う。同じAプロ出身だするとこれも児玉さん?


今までは高畑回の各カットの担当者についてあまり触れないようにしてきたけど、回を重ねるにつれて気になりだしてきた。


良い機会なので、江村さんについてもちょっと紹介。


江村豊秋さんのHP
・CG中心
http://homepage2.nifty.com/emura/index.htm
・スケッチやGIFアニメ中心(やっぱりカモメが!(笑))
http://members10.tsukaeru.net/admini/index.html
江村豊秋さん作画のペルシャOP(カモメの出てくるあたりのロングカットが素敵)
http://www.bestanime.com/newAniData/aniInfo.php?&idx=311&viewType=&initialKey=&page=1&subPageType=pds&dataMode=mov