スクールランブル 24話「焦燥 逡巡 彷徨」

脚本:高橋ナツコ 
絵コンテ・演出:三沢伸 
作画監督野田康行 
原画:大久保政雄 松本勝次 渋谷一彦 藤田正幸 津野満代 
    青木あさ子 高橋るみ 一町田嘉暢 冨岡寛 

いつもならば石踊さんが演出される場合が多く、スクランも今までは全て石踊さんが絵コンテ・演出だったのですが最後に来て三沢さんが担当。


OP前で播磨が「うぉぉーっ」と教室から出て行くカットとその後の女の子3人のカットの計2カットが大久保さんの原画だと思います。ここにきてやっと気付いたんですが、大久保さんの書く天満は顔が丸めで、目の黒目部分が大きく丸いのが特徴ですね。これを押さえればエフェクト無くても判ると思います。屋上での天満と播磨の会話で天満が播磨に「ばっきゅーん!」を喰らわす前後も大久保さんだと思います。絵もいきなり変わりますし、ポージングも特徴的でエフェクトに効果線も入るので、ここが一番判りやすいんではないでしょうか。タイミングが軽妙で面白いカットですね。


播磨のいる港に打ち寄せる波と、巨大な親父が「シケが来るぜ」というところから続く、荒波をゆくマグロ漁船もかかれているのではないかと思います。ホワイトの入れ方や飛び散るしぶきの感じがどちらも大久保さんらしいです。巨大な親父もアップで線が極太になるので、何カットか描かれてるんではないでしょうか。


12話と18話も同じグループ・ゼン回なんですがとりあえず割愛させてもらいます。