Gu-Guガンモ 第21話 Bパート「ガンモはようかい!?幼稚園は大さわぎ!!」
演出:永丘昭典 脚本:武上純希 作画監督:井上俊之 今沢恵子 原画:梶島正樹 井上俊之
21話は絵から判断するとおそらく、
Aパートが梶島さん、Bパートが井上さんの原画だと思います。
注目すべきは途中で挟まれる「日本むかしばなし」調作画。
これをガンモの画面だと、井上さんの原画と言って
どれだけの人が信じるでしょうか(笑)
「日本むかしばなし」の亜細亜堂回を忠実に再現した、
勉強家の井上さんらしいとも言えるカットですね。
怪談話の後の先生とガンモの「鳥股」あたりの影のつけ方は本当に恐い。
最後に幼稚園の先生が黒魔術のようなことをやるシーンがあるんですが
後の「タイムギャル」の死神の作画に繋がると考えると興味深いです。
特に先生の大げさなアオリをつけた周りこみのあたり。
ガンモの後ろで燃え上がる炎の尖ったエフェクトの書き方は当時の井上さんらしいです。
井上さんを「特徴が無いのが特徴」という人がたまにいますが、
少なくともこの頃はキャラクターの書き方からエフェクトまで十分に特徴ありますよね。
単純な動きだけだと自分は若干見分けづらいところがありますが。