ふたご姫Gyu! 川元まりこ作監回

ふしぎ星の☆ふたご姫Gyu! 第14話 「ミステリーツアー☆開かずの扉のナゾ」

脚本:福島幸典 絵コンテ:青木佐恵子 演出:筑紫大介 作画監督:川元まりこ 原画:新井俊行 伊藤大介 伊藤浩 井上香織    川元まりこ 斎藤香織 重田洋朗 杉田友和    高原秀喜 秦洋美 藤本悟 三木俊明

先週の予告でわかってたことですが絵が全然違いますね(笑)
全体的に丸みを帯びたデザインに大きな目と
口元の表情、そして崩しの入れ方が特徴的。


川元まりこさんの作画監督回でもここまで
特徴が出ているものはちょっと記憶にありませんよ。
いわゆる一発でわかる〜作監回ってやつですね。


最近は自分なんかは雑誌で掲載される作画監督情報は
原画スタッフのローテの予測と確認がメインになっていましたが
今回のように作監レベルで個性が楽しめるというのもいいですね。



ローズマリーが棒切れで転んだ後にでる「?」のフキダシの
入れ方は7話以来ですね。エフェクトっぽく書かれていて好みです。


エリザベータを指差すローズマリーのところの効果線の入れ方や
タイミングをみるとこのあたりが井上さんの原画のような気がしてきますね。
指先やポージングにも少し特徴ありました。
ここは一度はっきりさせておきたいところです。


自室で話すファインとレインのところも絵柄に特徴が。
手を合わせるレインのところでは髪を揺らした
芝居の入れ方と指の描き方が印象的でした。



講堂に入ってから変な生き物を出すトーマのバンクまでの芝居も
ファイン、レインの手を伸ばした走りや
トーマの驚いたリアクションなどかなり特徴ありましたね。
レイアウトも良。コウモリ達が運び出していたのは猪の像みたいです。


全体的にレインがいつもよりかわいいめに描かれていた回だったと思います。
ローズマリーニュートラルな作画で書かれるよりも
今回のような崩しの巧いスタッフで書かれると映えるキャラでしたね。


久々に舞乙-HiME大好き藤本悟さんの名前が。
http://www.geocities.jp/sa_fujimoto/