ビスマルク〜アニメスタイルインタビューの裏側で〜

http://www.style.fm/as/01_talk/okiura01.shtml

小黒 『ビスマルク』の沖浦さん回で、
       腕の部分等がガラス張りになってるロボットが出てきましたよね。 
沖浦 ああ、24話(「四つ葉のクローバー」)ですね。 
小黒 あのロボット、もの凄くライタンっぽいですよね。デザインも、手の形とかも。 
沖浦 そうですね。ま、当時は結構がんばって描いてるつもりだったという事ですけれども(苦笑)。 

アニメスタイルインタビューでも話題になっていた24話、
演出の池上和彦さんが沖浦さんの担当された戦闘シーンの
上がりが絵コンテよりもカットが多くなっていて、
枚数を使いすぎてしまってマジ大変だったので、
次の担当話で古泉さんらダブのメンバーに
なんとか枚数を抑えたいとお願いしてたことを先日お伺いました。
当時はやっちゃった者勝ちみたいな見たいな風潮がありましたからね(笑)
しかしあのロボットデザインは本当に凄くて
それに沖浦さんが触発されて暴走してしまう気持ちも分かります。
出来あがりのシーンはかなり力の入っていました。


アニメスタイルのインタビューで語られるようなスゴイ作画が作られる裏で
演出家の苦労と他所での帳尻合わせが幾度となく繰り返されてきたことを知って、
色々と考えさせられるところがありました。