学術人類館

http://members.at.infoseek.co.jp/bunko2002/2003-1206jinruikan.html
昨日の深夜、NHK総合を見ていたら学術人類館なるものの話がでていた。いわゆる「人類館事件」。
(以下引用)
1903年、大阪・天王寺界隈で第5回内国勧業博覧会が開かれた際に、「学術人類館」なる見世物小屋が出現しました。館内では、「未開人」として、「琉球人」「北海のアイヌ」「台湾の生蕃」「朝鮮人」など生身の人間が「展示」され、鞭を手にした説明人が、「こやつは・・・」という侮辱的な調子で解説をしたといいます。当時、博覧会は、植民地支配者・日本の国威発揚の場としてあり、人類館に「展示」された人々のほとんども、日本に侵略され、「新領土」となった地域・国の人々でした。 こうした展示には、「異民族・異文化を知る」というような一見中立的なお題目が掲げられていましたが、そこで「展示」される内容は、あくまで支配者である「見る側」の「見たいもの」に限られていました。支配者の富や優位性、エキゾティックな楽しみを提供するものとしてだけ「見られる側」が眺められ、侵略によって「見られる側」が抱えさせられた問題−差別、富の搾取、虐殺、文化の破壊−に目が向けられることはありませんでした。

これについて今、色々考え中。とりあえず、デパートで地方の物産展やるときに実演販売で連れて来られる職人のおじーちゃん、おばーちゃんってこれに近いものを感じがするな。