カンフーハッスル

新潟では、12月中盤ぐらいから色々なところで先行上映やってたせいか、一般公開初日とはいえそれほど混んでいなかった。
情宣であからさまに少林サッカーを意識させてたけど、あまり期待してると肩透かしを喰らってしまう。
前作同様、ありえねー!なカンフーシーンが随所にあって(というかそれがメイン)各シーンごとには非常に面白いんだけど、そのシーンがストーリーにあまり意味をなしていないというか、それぞれ分離していて、ラストに向かって畳み掛けるような盛り上がりに欠けるため、ラストで敵を倒してもそれほどのカタストロフを感じることができないのが残念。
しかし、シャウ・シンチーの漫画のようにいかにもな哀れな人の撮り方は好きだなぁ。
哀れな人が泣いたり怒ったりしてるシーンにキュンとしてりまう。やっぱり馬鹿馬鹿しさを馬鹿馬鹿しく撮るのは非常に上手いですよ。漫☆画太郎先生の漫画をまた映画化するなら彼にしてもらいたいところ。

そういえば、カンフー使いの男とちょっと頭の弱いデブという、いかにもな組み合わせ、映画の中だけだと思ってたら、中学の同級生が今そんな感じになってて笑ってしまった。