カレーの「心」を語る

さっき食べてきた。
http://www.cocoro-soupcurry.com/


美味しいと思わせることを大前提に、ハーブやスパイス、ブイヨンを組み合わせて、それぞれが主張しあうことのない(これが重要)一つの集合として楽しむ。それが心のスープカレー。客層は基本は20代だが、子供や高齢者もたまに見かける。たまにTHA BLUE HARBの人達なんかも。


基本的には美味しいんだけど、日や時間によって当たり外れがあるカレー。具材の揚げ方や、スープの油の量とその濃度など。すべてが完璧に仕上がったものは数年通ってても、数を数えられるぐらいしか食べたことがないが、あれはすごい。スープカレーは原価の割りに、単価が高いので頻繁には食べられないけど、ちゃんと値段相応の味を楽しませてくれるところを自分はここしか知らない。


特に店長の故郷である岩内町と共和町から送られるお米ジャガイモはすばらしい。お米は店舗で自家精米。基本的にあまり美味しくないきらら397でもここまで美味しくなるのかと思わせられる。ジャガイモも中をくり抜いて水に一晩さらし、一度蒸かしてから油で揚げる。他の野菜の下処理の仕方もすごく丁寧に食べやすく切ってある。(スープカレーでこういうところはめずらしい)


札幌店では店長がカレーを一人で仕上げるので、支店が出ることはありえないと思ってたカレー食堂心。それが昨年から今年にかけて、渋谷、池袋、下北に支店を出したらしい。


あんな小さな店がいきなり都内に3店舗も支店を出すのはなにかおかしいなにおいを感じざるにはいられない。スープカレーがブームということをかぎつけたどこかの外食産業が技術とネームバリューを引き換えに、資本と人員を提供したとしか思えない。事実、本店のスタッフは全員札幌に残ってるし。そして店長が東京に行くことが多くなって、味のばらつきが大きくなった。東京で何をやろうと勝手だけどこれはイカン。


HP見てみるると、値段が150円ぐらい高くなってる。やっぱり月20万ぐらいで借りられる今のとこと東京は違うってことかー。


上の文章で味についてのところはあくまで札幌店の話。東京に次に行けるのはおそらく今年の冬ぐらい。とのときはカレーの味を確かめたり、マニアなもの買ってみたりしますよ!そんときは誰か遊んで下さいな