ローゼンメイデントロイED
ハガレンエウレカとEDアニメーターとしてブレイクした鈴木典光さんの作品。独特の線によるかわいらしい絵と高度な作画、卓越した色彩感覚と曲とのシンクロ性とEDアニメーターとしては完璧に近い人でしょう。今作で注目すべきは爆風のようなものが吹き付けて地面がめくり上がり水晶が地面から盛り上がってくる。砕けた地面が空中でさらに砕けながら庵野爆発のように吹き戻り、一気に薔薇の花びらに変わる。吹きすさぶ薔薇の花びらは別レイヤーで次のカットへ繋がっていく。作画的にも演出的にも非常に面白いカットだと思います。鈴木さん、こういうことも出来たんですね。


エウレカ26話
開始直後のジュースをたらすところから明らかに作画の質が違う、全編ものすごい気合の入った作画でしたね。気になったのはやはりリフシーン。かなり浮遊感を感じさせるエウレカのリフ。エウレカニルヴァーシュ乗ってから上空に上っていくところでフラフラッとするところ。これってスピードが乗ったボードを無理矢理バランス取ってるんですよね。あの大きさでこの動きかけるってスゴイ技術ですよ。エウレカのリフっておそらく吉田さんの作画じゃないでしょうか。ジブリ時代に浮遊感日本一のあの人の元で鍛えられたことを考えれば、この作画も納得できます。あと今回桑名さんが作画監督補佐で入ってましたね。リアル系の絵で特に手が特徴的なので注目してみましたが、今回はわかんないです。