神魂合体ゴーダンナー!! 04話「静流、再び」

脚本:川崎ヒロユキ
画コンテ/演出:久城りおん
作画監督:キャラクター:金子ひらく
       メカニック:寺田嘉一郎
原画:平田雄三 佐々木政勝 高野和史 兵頭敬 鷲北恭太 竹上貴雄 石田啓一
   渡部周 丸山隆 佐藤良隆 川口悌徳 池原百合子 関口雅浩 井藤誠 増田清美
   後藤有宏 坂本力 生亀信幸 金子ひらく 寺田嘉一郎 うのまこと

寺田さんのメカニック作監回。寺田さんは煙に筋目模様のように入る影のつけ方がが特徴だと思います。修正で入ってるところもありますが、原画担当箇所では舞オトメで見せたような、フッと消える感じが素敵です。エフェクト作画はその形以外にも「吹き上げ」「変形」「消失」の三つが楽しみなので煙は透明度を上げて消えていくよりもしっかり作画で書いてくれたほうが嬉しいです。メカ作画も文句のつけようがありません。後半の怪獣とのバトルシーンは思わず手に汗握ってしまいました。ゴーダンナーは4話まで見た中では全くハズレが無いですよ。


金子さんのキャラ作監は体のラインがしっかり出るような影の入り方が特徴的ですね。まぁ詳しくは書きませんので自分で見て察してください(笑)かみちゅの7話の海水浴シーンの影のつけかたがゴーダンナーと同じというのは…。


4話に限った話ではありませんが、必殺技DNの金田調ジャンプ、空中で宙返りキックへ、そして地面を削りながら手前にスライドしてキメポーズの4カットが鈴木藤雄さんの作画ではないかと思います。髪の毛の炎っぽいフォルムや茶色い土煙を見ると比較的わかりやすいかもしれません。他のカットはわからなかったのですが、どのカットもすごい原画でまさにファンを必殺する作画でした。メカとエフェクトはどうしても切り離せないものだと思うのですが、メカ作画巧い人はどうしてエフェクト作画も巧いのか未だに謎です。そしてそういう人は人物書かせても巧いんですよね。リアル系だったり金田系だったり。


OPについても思うところがあるのですが、わからないことが多すぎるので割愛します。しかしゴーダンナーのメカ作画は改めて見るとすごいメンバーですよね。エウレカはさすがに無理でも、ガンダムぐらいならば作れそうな気がします。