いぬかみっ! 第01話 「はだかでドンマイっ!」

脚本:玉井☆豪
絵コンテ:蔵境考
演出:中山敦史
作画監督友岡新平
原画:浅野勝也 矢上孝一 松原一之 加藤剣
   二宮壮史 吉木正行 玉木慎吾 友岡新平

   岡本健一郎 森悦史 宮下雄二 いがりたかし    橋本貴吉 中谷薫 渋谷英樹 山本典子    猿渡信二 益田貴治   

今風の作画をたっぷりと楽しませてもらいました。
話も下品で自分の好みとマッチング!(笑)


スタッフクレジットはもしかしたらAパートとBパートで分かれてるのかな。


アバンタイトル部が主に友岡さんの作画でしょうか。
アクションもエフェクトも見どころたっぷりでした。
主人公達の服や、鎖で縛られた敵、炎や煙などのエフェクトが
柔らかめのシルエットで良い感じです。
動きのタイミングといい、芝居のつけ方といいすごく現代的ですね。


個人的に気になったのがようこの口パク。
リップシンクロではないですが本当に「喋り」を感じさせる口元でした。
これはおそらくパターンの多さとタイミングの勝利でしょう。
「つぼんだ」形の絵が入ってるのがいいなぁ。


Aパートの啓太の部屋の中でようこが
「ねぇ、いいでしょぉ」というセリフを言うところで大げさな芝居が入るんで
かみちゅ!の薮野さんっぽい芝居の入れ方なのかなぁと思ったら
最後に顔がびょんと伸びてびっくりしました(笑)


電柱の上から「ふ〜ん、そんなに私とデートしたくなかったの…」と言うカット。
セリフとマッチングした表情もいいんですが、ここもやっぱり口元が良いんですよ。
「ええぃクソッ!」と啓太が煙玉を投げて逃げていくところは
あまりにお約束すぎて面白かったです。


その後の啓太が商店街を逃げるところが本編の作画的には一番目立ってましたね。
顔の崩し方なんかはすしおさんみたいな絵にみえました。
走りの作画でいわゆる「暴走作画」が見られると作画ファンは嬉しくなっちゃいます。
その中でもこういうコミカルな作画は大好きです。


アークトゥールズの「リリカルなのは」は1期で作画で一部気まずいところがありましたが、
2期ではそれがほぼ解消されていたので、今回は十分に期待しています。
しかしサブタイトルのつけ方がすごいなぁ(笑)