ふたご姫Gyu!26話の「作画の暴走?!」

ふしぎ星の☆ふたご姫Gyu! 第26話 「おめでとう!☆天使のハーフバースデイ」

脚本:吉村清子 絵コンテ・演出:山田弘和 作画監督:木野下澄江 原画:いとうまりこ 岩村剛志 シノミン     外山陽介 仲田直人 玉川達文    長尾祥生 長崎将也 福山映二    増田誠治 三木俊明 みぎもも    本舘耐 安留雅弥

遅まきながら見ました。
Bパート、玉川さんの格闘シーンは格好良かったですね。
ブライトシェイドも剣さばきも良かったんですが、
ファンゴの格闘はステップで間合いを詰めるところが
少女アニメらしからぬ身のこなしで良かったです。
19話のファンゴのアクションも良かったのですが
自分はこちらの方が目に残りました。
画面では飛びぬけたアクションシーンですが、
それがどうして「作画の暴走」なのか最初は分かりませんでした。
しかし玉川さんのブログをよく読んで
経緯を知ると確かにそれは「作画の暴走」でした(笑)
やはりコンテにない物を一から書き上げるというところで、
個性の強く出た画面になっていたんでしょうね。
玉川さんのふたご姫参加は今回で最後ということで
ふたご姫のファンとしてはとても残念なのですが、
次の作品でも演出・原画で活躍されることを楽しみにしています。


シェイドは2期で学校教育を受けさせられるようになってから
ちょいワルな雰囲気が完全に抜けて医学を志す優等生になってしまい、
得意のムチを使わなくなってしまったのがちょっと残念なんですよ。
しかし今回1期でもアクション的な見せ場のあまりなかったブライトの
活躍が見られたのはとてもよかったです。


木野下さんの絵もちょっと濃い目の味付けでとても特徴的でした。
寝不足のファインの顔がすごいことになっていて笑いましたよ。
あれは少女アニメの顔じゃない(笑)全体的な動きも良かったです。
ファインの「パラリラ」の魔法でアオリの構図のものが
いつのまにかバンクとして定着してますね。


ふたご姫は今のアニメとしてはめずらしく、
予告の絵で次の作画監督がわかるほど作画監督の個性がよく出ていて、
その個性を楽しめるアニメになっていますね。
自分もふたご姫作画監督の方の名前を何人か覚えました。


少し前、女友達が子供の頃再放送で見ていたうる星やつら
絵が毎週違うことに当時気づいていたと話していましたが、
ふたご姫も2期は目の肥えた子供でこの違いにもしかしたら
気づいている子もいるんじゃないかなぁと思っています。


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ふしぎ星の☆ふたご姫 Gyu! 第26話のこと・・と第19話のこと その06
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