くじびきはみせる

くじびきアンバランス 第02話 「やくそくをまもれないとだめだ。2点」

脚本:浜崎達也 絵コンテ:望月智充 演出:根岸宏樹 作画監督藤森雅也 原画:遠藤久美子 青野祐果 高橋美和    亀谷響子 柴田和子 赤城博昭    今井武志 滝沢潤 仲澤崇仁

2話は望月智充さんと藤森雅也さんで絶対少年を連想される布陣でした。
望月智充さんのコンテで何故かパンツアニメになってましたね。
絶対少年の時のように逆に絶対に見せないような
演出になると思っていたのですが、逆に見せてきました。


お姉ちゃんのクネクネした動きは今回も楽しい。
バスを追いかけるシーンでは背景動画の入った
ちょっとしたカーアクションも。


まねき猫メカが暴走するところはすごかったですね。
蓮子がメカに追われわたわたしながらカメラに向かって走るところから、
爆発で壁にへばりつくまで完璧な流れでした。
アクションがとにかく楽しい。
回想シーンで校庭を走る生徒会長の車が爆破されるところは
おそらくは藤森さんによる作画ではないかと思います。
こちらはラインが太く処理されているのが特徴。


蓮子と山田のコンビはメカ、アクション作画と充実していて、
見ていてとても楽しいんですが、逆にメインのメンバー二人が
地味に見えてしまっているのが、これからどうなっていくのか気になるところです。


アニメスタイルのインタビューより(絶対少年
http://www.style.fm/as/13_special/mini_050822.shtml

伊藤 そうですね。……望月君って、無茶なカメラアングルをよくとるじゃないですか。
      ああいう見せ方の工夫がないと、これはもたないな、っていうのがあったかな。
―― 非常にフェティッシュな感じで、いいですよね。

インタビュー改めて読んで気づいたんですが、
望月さんは絶対少年の後はひぐらしの鳴く頃にで
シリーズ構成やることになっていたんですね。
田舎を舞台にした少年少女のアニメということで
共通するところは確かにあります。
実際シリーズ構成をやられたのは川瀬敏文さんだったので、
望月さんは途中で降りた形になるのかな。