ビスマルク スタジオゼウス回

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星銃士ビスマルク　第03話「小さな名保安官」 


脚本：四十物光男 
絵コンテ・演出：鴨野彰 
作画監督：池上裕之 
原画：スタジオゼウス 

Ａパート隕石跡でデスキュラーの襲撃を受けるあたりが
アール風エフェクトに破片が飛び散りなかなか格好良い。
角状のしぶきのようなエフェクトがいいですね。
ビスマルクの表面を敵飛行メカが背景動画で滑りながら回り込み、
リチャード打ち落とされてカメラのいっぱいに詰め寄ってくる。
ビスマルクは実際の大きさ以上に巨大感を感じさせる
演出と作画がすばらしい。


逃げた敵兵士を捕虜にするためにビルが追いかけるあたりもまたイイ。
撃たれて破壊されたメカから敵兵士がコミカルに
わたわたと逃げ出すところがＡパートのベストカットでした。
爆発の衝撃で地面に顔からスライディングというのは
誰のアイデアなんでしょう。
敵兵士とビルの銃撃戦のところなどＢＬ影のつけ方と
全体的にタメツメ利かせたタイミングでかなり目立ってました。
ところでためらいもなく逃げた兵士を「捕虜にするんだ！」って
追いかけてさせるヒーローってなかなかいませんよね（笑）。


Ｂパートのメカ戦闘もなかなかイイ感じ。
毎度の敵メカの登場の仕方や、
敵味方ともとりあえず武器はミサイルから
パンチをするときもググッとアップで見せるところは好きですよ。
必殺技に初めて「オルガニックフォーメーション」という名前がつきました。
ところで今回基地で強制動労させられてた人で助けたのは４人。
主人公達は全員助けたつもりになってますが明らかに少ない。
他の人たちはどうしたんだろう…。


今回の原画は「スタジオゼウス」。初めて見た名前です。
明らかに上手い人が数人いるんですが、誰だか全くわかりません