たたかえ!ミンキナーサ

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魔法のプリンセス ミンキーモモ 第31話「よみがえった伝説」
脚本:戸田博史
絵コンテ・演出:日下部光雄
作画監督:飯村一夫
原画:飯村一夫 もくだい典子

アニメージュ82年12月号で特集されていて
気になっていたミンキーモモの31話を見ました。
湯山監督曰く「12歳の少女が操るロボット物が作りたかった。」
というミンキーモモの中でも意欲作。
イデア自体はは首藤さんによるもので、
設定から作画まで当時の葦プロの若手に任せたらしいです。


Aパートラストからモモらしからぬ現れる潜水艦や戦闘機が登場、
さらにそれらは合体してゴッドスルメッチに。変形もよく考えられています。
コックピット内のカット割りはサンライズ式(笑)


対するミンキーモモは石造が4機のメカに変身。
掛け声にあわせて戦国魔神ゴーショーグンのテーマにのって4機のメカが合身、
ミンキナーサ(バルディナーサ)完成!とファンに嬉しいサービスも。
決着はコンバトラーの超電磁スピンのパロディ、スルメッチスピンVSミンキーサーベル。


当時のアニメはこういうゆるさを楽しめるがいいところですね。
今は色々切羽詰まった状況の中でクオリティコントロールを求められ、
こういう遊びをあまり入れられなくなっているのが残念なところです。
もちろん今は今でいいところもあるのですが、
基本はやはり娯楽を売るものなので
アニメをアニメらしく楽しめる遊び心を感じたいですね。


ところでYahoo動画で無料で見られる作品は
タツノコ、日アニ、葦プロが多いように思えます。
これらの特徴はどこも新作が思うように作れていないこと。
特に葦プロは新ダンクーガが発表されるまで、
著作権管理オンリーの会社になっていたと思ってましたよ。
作画スタッフなど募集もしていますが、これで勢いをつけて復活なるか?!