ダンクーガ5話にメカアニメーター集合!

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超獣機神ダンクーガ 第05話「最後に来た男」
脚本:高屋敷英夫
絵コンテ:日下部光雄
演出:栗山美秀
作画監督:つるやまおさむ
原画:村田美樹子 大張正己 大島利恵
   伊藤久美子 増田恵子 横川臣考
   サノヒロシ

カンザスシティに到着後、ライガーとクルーガーが
輸送機から着陸するあたりが良作画。
BL影を入れてグッと地面からアオった
巨大感のあるライガーとクルーガーが格好良いです。


街中に入ってからはさらにテンションが上昇。
中割りを飛ばしたり、極端なパースをつけたりした
実験的なメカ作画がとにかく面白い。
飛沫状のビームと爆発のエフェクトに加え、
細かい破片が飛び散る地面で格好良い作画を連発。
気持ちよく消える爆発がすごく印象に残ります。


ここで感心したのがビームを放ったライガーの砲塔に
噴射した煙が巻きついて噴出しているいるところ。
こういう表現はあまり見たことなかったんですが格好良いですね。


このあたりは横川さんと、クレジットにはありませんが、
上妻晋作さん、田村英樹さん、合田浩章さんの原画だそうです。
煙がクルッとカールしているところが横川さん。皆さすがに上手い。


Bパートのビル倒壊前の戦闘シーンが佐野さん、
倒壊後のビルからビッグモスが出てくるところが大張さん。
大張さんはこのあとの6話でいきなり作画監督やられてますね。


ダンクーガ自体の登場を遅らせてこういう描写を
たっぷり入れるところは、従来のヒーローロボットアニメと
一線を画したいダンクーガらしさではないかと思いますが
盛り上がりに欠けてダラダラと続く戦闘シーンの演出はちょっと退屈。


ついにダンクーガ塩沢兼人さんが登場しましたが、
奇面組と並行して見ると、諸星大のイメージが強くてちょっと笑ってしまいます。