アニメEDクレジットのクレジット

作画や演出ファンの人は本編中でいいところがあったら
その回のEDクレジットを見て「誰の仕事なんだろう」
と考えることが少なくないと思います。
しかしこれはクレジットされている人がその回の作画を担当している、
という前提で成り立っていますが、それが信頼できない場合もあります。


現在はデジタル化でクレジットもしっかりしていて、
それで大体問題無いとは思うのですが、
昔はクレジットもタイトル会社に発注しなければならず、
お金がかかるので先日のような作画スタジオでのクレジットの省略や、
原動画クレジットの使いまわしが結構ありました。


ちょっとした手伝いで参加や、所属会社の問題などの理由で、
名前が出せない・出ない場合があるのは今も昔も変わらず。
PNが使われるのもこの場合が多いですね。
周知の事実、となっているPNも数多く存在します。


変わった話では作画監督の名義貸しのようなこともあったそうです。
例えば、サンライズのある人気アニメで作画監督が3名、
1人ずつローテーションでクレジットされている作品がありますが、
実際はキャラとメカで1名ずつが毎話2人で作画監督をやっていて、
もう1人は作画監督やってないなんてこともあったそうです。
また、最初の数話しか作画監督やっていないのに
ずっとローテーションでクレジットされているなんて話も。
これはちょっとびっくりですよね(笑)