大平晋也の原画デビュー作!!

忍者戦士飛影 第11話「悪魔の囁き」
作画監督:大坂竹志
原画:岡田敏靖 Kプロ 東洋動画 伊良原正也 
   干田尾秀一 中尾圭一 大平晋也

アニメスタイル系作画ファンなら知らない人はいない
大平晋也さんの原画デビュー作。


画面いっぱいに広がる山下系の極北のような
淵のカールしたグラフィカルなエフェクト!
大平さんは最初から大平さんだった(笑)


おそらくAパートのメカ戦闘シーンがほとんど大平さんの原画。
炎を上げながら振り向きパンチをする黒獅子ロボは圧巻。
正直パンチをしているのかどうかすらわからない、
大平さんのやりすぎ感溢れる原画を楽しませてもらいました。



戦闘機に乗り込むキャラクターが山下系の動きをしていたり、
エフェクト以外でも山下さんの影響を強く感じられますね。
ビームエフェクトの照り返しで機体を光らせる作画は
全盛期の大城勉さんを彷彿とさせられますね。カッコイイ!



ぴえろでワンパターンの山下さんや上妻さんの原画を見て学び、
ある部分でそれ以上の濃い原画を初回から出してくる
大平さんはやっぱりスゴイ。


http://www.style.fm/as/01_talk/ohira01.shtml

小黒 最初に原画を描いた作品は何になるんですか。
大平 『忍者戦士 飛影』です。韓国の原画の、
   エフェクトが酷いものの手直しをするようなところから始めたんです。

クレジット上でのデビューはこの11話ですが、
アニメスタイルのインタビューの内容から考えると
エフェクトの手直しという形でクレジット無しでの
デビューはもしかするともっと前かもしれませんね。


そういえば飛影でクレジットされている
『スタジオきむち』って本当にあったスタジオなんですか?(笑)