200種類のバックドロップ

http://www.cg.tuad.ac.jp/media-arts/archives/G-F2000/note/hashimoto.html


今回文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した「橋本大祐」さんの東北芸術工科大学時代の卒業制作ノートがなかなか面白いです。”生きた動きを創るためにプロレス徹底研究”のところ。

「つまり同じバックドロップにしてもその落とす角度、スピードレスラーの身長、パワーがそれぞれ違えば何種類ものバックドロップがあるというわけ。その200種類のバックドロップをぺらぺら漫画で一つ一つ再現するというちょっとキチガイっぽいことをしてたことで無意識に動きの本質みたいなもが少し分かる感じになった。」 

これはもう完全にアニメーター気質ですね。全体に若いクリエイターの作品制作への想いが詰まっていて非常に読み応えのある文章です。文章読んでるだけで、何故か嬉しくなってしまいましたよ。


関連:平成17年度文化庁メディア芸術祭
http://plaza.bunka.go.jp/festival/sakuhin/index.html