さすがの猿飛 ジャイアンツ回の金田調作画

さすがの猿飛 第31話 「寒い国から来たスパイ」
脚本:武上純希
絵コンテ:石田昌久
演出:山田雄三
作画監督:金沢比呂司
原画:小島秀人 時友みゆき ますおしょういち 音無竜之介

猿飛のジャイアンツ回で金田調作画とういうのは
摩砂雪さんが派手にやられていて珍しくは無いんですが、
摩砂雪さん以外の金田調作画も実は派手にやられてたんですね。


Bパート、科学者のアルが怪しい薬を飲んで
マッチョになるあたりから金田系の作画が目立つようになります。
服が破けて上半身裸になるときの手つきがあやしい。
このアルというキャラクター自体ものすごい80年代の香りがします。


大学生達が襲い掛かってくるモブシーン。
で別のアニメのキャラが出てくるのはもうこの時代のお約束ですね(笑)
薬の力でマッチョになったアルとミカにメカを壊されて
散り散りに逃げていく大学生達は明らかな金田系の作画しています。


今回の一番の見所はやはり建設中のビルでのアルと肉丸との対決。
コブシで砕かれる壁がなかなかダイナミック。
神風の術+いのふえの術のカットでも感覚系のエフェクトや
吹っ飛ぶアルのポーズなどで金田系の作画がみられます。
強引に体勢を立て直してドロップキックへもっていくところは格好良いですね。


ますおさんや、音無さんはここまで金田金田した作画をされるというイメージは無いのですが、
どうなんでしょう?自分にはちょっとわかりません。


いのまたむつみさん作画監督されるカナメ回は金田系の動きが沢山入ると思いきや、
序盤の越智さんが出ている回以外は意外と無いんですよね。
むしろジャイアンツやあにまる屋、アニメアール、じゃんぐるじむと別の会社の回の方があからさまです。
カナメは「幻魔大戦」のパロディ話「げんまん大戦」でも比較的おとなしい作画でした。