ポケットモンスター アドバンスジェネレーション OP

OP/EDアニメーション
浅田裕二
スタジオコックピット
OLMデジタル

ポケモンは今のOPとEDもとても格好良いんですよね。
スタッフは役割まで書いてないんですが、
これは浅田さんが演出で、作画がスタジオコックピット、
撮影・仕上げがOLMデジタルってことで、
スタジオコックピットはおそらく岩根さんらのことなんでしょう。


OPは本当にアニメのOPらしい絵コンテで
キャラクターやポケモン達を見せてきます。
作画ではサビの部分の1対1のポケモンバトルや、
EDのカメラ引きながらハルカのポケモン達が次々と
必殺技を撃っていくところはなかなかの迫力。
OPで水の中からカニ型のポケモンが出てくるところと、
ピカチュウのヴォルテッカのところは好みでした。
ヴォルテッカは不発に終わった189話の本編より
OPの方がやっぱり格好良いですね。
奥行きのあるレイアウトもいいですよ。
OPでラストのポケモンレンジャーが出てくるところと、
エフェクトになってサトシ達がでてくるところは
ちょっと金田さんのOPを思い出しました。
まぁこれはお約束っちゃお約束ですが(笑)


こうやってOP、ED、本編と見てみると、
浅田さんはポケモンポケモンらしく見せることが巧い人に見えます。
それぞれのポケモンの見せ場をよく知っているというか。
それをしっかりと描ききる岩根さんらもすばらしい。


前にも少し書きましたが、ポケモンは言ってみれば
色々な属性のモンスター同士の対決モノで、
炎・水・氷・電気・ビーム、爆発による破片や煙など
エフェクト作画の宝庫になりうる題材なんですよね。
さらにポケモン同士で大きさの差もあるので、
巨大感や重量感の表現も見せることができます。
ついでにロケット団で金田系の吹っ飛びも書けたり?(笑)
子供向けの人気作だけあて手堅い作りで
遊びはなかなか入れられないでしょうが、
もし入れられるとしたらとても楽しいものになると思います。


ところでピカチュウ他の必殺技の「ヴォルテッカ」。
アニメファンとしてはどうしてもテッカマンを思い出すんですよねぇ。
もちろんアンドロー梅田が主役の方(笑)